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新人バス運転士教習所

このページでは新しく、バス運転士になられた方の心配、悩み事を少しでも解消しようと企画しました。
 新人運転士の頃は乗務するだけで精一杯なのに、ワンマン機器の不具合、路肩灯の電球が切れただけでもハラハラするものです。
 バス運転士は経験を積むことによって、トラブルが起きても余裕を持って対処できるようになります。
 人に教えるほどの腕はありませんが、少しでも不安が解消できれば幸いです。


1限目 坂道発進
 バス運転士を目指し、自動車学校に通い始めて最初に悩むのが「坂道発進」ではないでしょうか。
 バスは車重がある分、ちょっとした勾配でもすぐに下がります。
 でも、乗務していて坂なんてどこにでもあります。
 バス停では2台同時に乗降を行うこともあるため、ちょっと下がれば後続のバスに逆突してしまいます。
 坂道発進を克服し、安全にバスを操ることがバス運転士の基礎となります。

  サイドブレーキは使用しません。
まずは、深呼吸しましょう。(笑)
心配であればバックカメラを見てみて、後続車との車間を確認すれば安心でしょう。

 
  ルームミラーで車内のお客様の動向を確認します。
お立ちのお客様がいる場合、「バスが発車します。つり革、手すりにお捕まりください」、
などとアナウンスを行い、車内事故防止に努めましょう。

通常であれば2速発進、急な坂であれば1速を使用します。
 
  左足はクラッチを踏んだ状態。
右足はブレーキペタルを踏んだ状態です。

クラッチを徐々に上げ、クラッチが継るとエンジン音が変わります。
心配ならタコメーターを見ると、つなぎ目でグッと回転数が 下がります。

この時点で素早く右足をブレーキからアクセルに移動します。

無事に坂道発進ができるでしょう。

 車種によってクラッチの継ぎ目は様々です。
  ヤル気のないバスではエンストすることもあります。(笑)
  回送中に信号停車した際など、どの辺りでつながるか確認しておきましょう。

 

坂道発進した瞬間は、「ヤバイ!下がった!」と感じることでしょう。
 でも、坂道だから一瞬、下がって当たり前なのです。
 坂道発進するのに後続車に逆突するほど1mも下がらないでしょ?

まずは深呼吸、落ち着いて、「車内事故防止」が一番です!