「ルシファーさまのお声を聞くのです！！」
「えへへ…ルシファーさま、いつでもぼくを呼んでくださいね！」
「ご め ん な さ い ！！！ み な さ ん の お 声 が 遠 く っ て ー ！！！！！」

ベリアルに負けず劣らずな、ルシファー信者の男の娘。
ルシファーの演説の際に、拡声器を携えて側に従えることを喜びとしている。
ルシファーの声に耳を傾けない不届き者は、拡声器からビームを出して物理的に排除しにかかる。
全身や耳元に身に着けている鈴が常に音を鳴らしており、周囲の音を聞き取り辛いためか爆音で喋る。
ルシファーの呟きは一つも聞き逃さないが、その他大勢の「うるさい！！！」という意見は
馬耳東風と言わんばかりに聞き流す。ルシファーの前では猫を被っているものの、
その他大勢の前ではしたたか。

ソロモン72柱の序列9の悪魔、パイモン。ヒトコブラクダに跨り、王冠を被った貴人のような
姿をしていると言われる。その声はとてつもない轟音であり、聞き分けが非常に困難とされる。
ルシファーの忠実なる臣下であり、あらゆる知識や術、秘密を教えたり、有能な使い魔を
与えると言われる。
パイモンという単語の語源が「鈴」と関わっているらしいので、全体に散りばめてみたり、
王冠を描くのが苦手なので中華風に方向性をシフトしたりしました。
今まで描いたことのない「男の娘」というジャンルでしたが、すこぶる難しかったです。奥が深い…。
あとキャプションがルシファールシファーうるさくなりました。