HAZARDOUSZONE

序列69・デカラビア

■原寸サイズ■ ■デザイン画■

「遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!デカラビアのマジックをご覧あれ!」
「人体切断マジックに協力してくれないかな?だ〜いじょうぶ!体が三つに分かれるけど、
ちゃんと後でくっつけてあげるから!」


人間の行う「手品」に惹かれ、見様見真似で自己流のマジックショーを行うのが趣味。
ただしデカラビアの場合は本当に種も仕掛けも無く、人体切断マジックは
本当に切って後からくっつけるし、人体消失マジックは本当に消して後から出現させる。
マジックの助手という名の犠牲者は、主にノーと言えない下級の悪魔。
地獄で行方不明者が出たら、「タールの沼に落ちたか、デカラビアに消された」と言われる程度には
危険視されているが、本人に悪意は無いのがタチが悪い。
最近「危機的状況からの奇跡の脱出マジック」なるものを知った。

元は五芒星の姿をしていたが、昨今の地獄の流行に則り人型を取っている。
しかし手品以外の事柄に関する関心が極端に薄く、人に似せる努力は少々適当。せいべつってなに
常に笑顔を張り付けており、無機物のような印象を受ける。関節の可動域もよく見誤る。。

ソロモン72柱の序列69の悪魔、デカラビア。召喚すると、最初は五芒星やアスタリスクの姿で現れるが、
召喚者が命じれば人の姿になる。薬草や宝石の効能を詳しく知っている。せいべつってなに 鳥の姿をした使い魔を与えるとも言われる。

宝石に精通している点や鳥の使い魔と聞いて、脳内で宝石をジャグリングしている姿や
手品で鳩を出すイメージが浮かび、「デカラビアはピエロにしよう」と決めました。
しばらくして「ピエロは手品しないわ…」と気づき、慌ててマジシャンっぽいシルクハットや
ステッキを加えた結果、なんだかよく分からなくなりました。


2019.08.13


Back