地獄の王の一人であり、ソロモン72柱を総べる存在。ベルゼブブの配下であり、アスタロトの無二の戦友。ソロモン72柱繋がりで、アスモデウスとも親しい。
地位に相応しい堂々たる佇まいをしており、本人もそうあろうと努めている。
己の信念に基づき、正しいと思ったことに関しては、上司相手にも異論を唱えたりする。
ただし相手の立場を考えることも忘れないので、「ベルゼブブ殿にも、何か考えがおありなのだろう」
といった具合に、ぐうたらベルゼブブの良心を無意識に抉ったりする。雷の扱いと剣術に優れている。

ソロモン72柱の序列1の悪魔、バアル。召喚者の前では、ヒキガエル、猫、または人間に似た姿、
もしくはこれら全てを融合させた姿を取るという。しわがれた声で話し、人を不可視にしたり、
知恵を与えたりする力を持つという。

バアルやバエルと呼ばれ、聖書にも沢山その名前が登場します。その元ネタはウガリット神話の神であり、
エジプトにもその存在が広まっていたりと、掘り下げるとかなりディープな歴史を持っているバアルです。
そんなわけで、エジプト要素と、ウガリット神話における豊穣伸であるバアル要素と、
ソロモン72柱のバアル要素をミックスしました。貴重な筋肉枠です。
背景の蜘蛛は騎乗蜘蛛君です。恐らく登場はこれっきりです。
珍しくギャグキャラではありません。真面目なキャラです。きっと。たぶん。