伝統の漆で気品あるリフォーム
伝統文化が多く残る能登地域ならではの漆を使ったリフォームを行いました。既存の造りを生かした、さらに現代の生活に適したリフォームは思い出を残しながらも快適な生活を提供します。日本家屋の堂々としたつくり
重厚な瓦ぶきの屋根と無垢材を使った壁は昔から日本人に愛されてきたつくりです。思い切った大改造ではなく、既存家屋の面影を残しながら新築のような美しさを実現しました。快適な生活を送れるように機能的にも気密性能・断熱性能を高めました。夏の涼しさを演出
日本家屋の造りには古くから日本に残る建具がぴったりです。いまでは少なくなった格子戸も、夏は日差しを避け、風通しを良くする機能的な建具の一つです。機能ばかりではなく、その美しさもいいですね。漆の光沢
能登は昔から塗料は輪島塗でおなじみの漆です。漆は木から採取した天然塗料。重ねて塗ることによって水分をはじき、木自身も呼吸します。輪島塗のお椀と一緒で使えば使うほどに良さが出てきて愛着もわきます。北海道仕様のペチカ
昔ながらの煙突のあるストーブです。ストーブから出た排煙を耐火れんがの中をくぐらせて煙突に送り出しているので、蓄熱効果があり、また湿気もこもらず、家中の暖房として快適に使っています。冬場の洗濯物もこれですっきり乾きます。