2025年のわが国の社会資本は高齢化のピークを迎えようとしている。『荒廃するアメリカ』の轍を回避すべく、国土交通省は2002年に対処療法から予防保全に方向転換した。社会資本の長寿命化には、確かな診断・補修/補強技術が不可欠で、先人からの技術の継承が求められます。しかし、既設構造物だけでなく、新設工事でもいまだに初期損傷などコンクリートの不具合は存在する。耐久性ある構造物を後世に受け継ぐために、当事務所では、「コンクリートOnePoint講座」をはじめとして団塊の世代から次世代へと技術の伝承を目指します。
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